To Think Hard
2016年2月12日金曜日
デジタルファブリケーションが描く、トランスローカルのデザイン
「FabLab」概念の基本は、レーザーカッターや3Dプリンタなどのデジタル工作機械を備えた地域の市民工房です。地域ごとに、世代の異なる、背景の異なる人々が集まってコミュニティをつくり、さらにスモールチームを組み、共通の問題解決のためのものづくりに取り組んでいます。「新しいものをつくる」という目的は、「アクティヴ・エンゲージメント」、つまり多様な人々の共創を促す手段のひとつとして非常に良好に機能しています。しかし現在はICT(Information and Communication Technology、情報通信技術)の力によって、実世界の地域だけではなくインターネット上にもコミュニティが生まれている時代です。FabLabでも、一度地域にしっかり根を下ろしたラボこそが、ひとつの地域だけにとどまるのではなく、国際的な遠隔プロジェクトへと、次の歩みを進めています
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