To Think Hard
2016年3月8日火曜日
4C
4Cとは、
統合型マーケティングコミュニケーション(IMC)
の中で、既存のマーケティング概念である
4P
(Product、Price、Place、Promotion)に取って代わる概念として
ロバート・
ロータボーン
(Robert Lautenborn)
が1990年に提唱したConsumer(←Product)、Cost(←Price)、Convenience(←Place)、Communication(←Promotion)のことを指す。
ProductがConsumerに取って代わるということの意味は、顧客のニーズとウォンツの解明こそが商品戦略の鍵であり、顧客が購入するのは価値と問題点に対する解決策であるため、マーケティング戦略の起点は商品ではなく顧客であるべきだということを指す。PriceがCostに取って代わるということの意味は、顧客にとって価格は商品価値の一部に過ぎなく、商品の獲得、使用、廃棄に至るまでの全体のコストに関心を持っているということを指す。
PlaceがConvenienceに取って代わるということの意味は、「買い易さ」が流通戦略の鍵であり、製品やサービスができる限り簡便に利用できることを顧客は望んでいるため、どのようにして顧客のところへモノを流すかを考えなければいけないということを指す。PromotionがCommunicationに取って代わるということの意味は、商品を一方的な「押し込む」のでなく、顧客が納得のいくような方法で伝えなければならない。顧客はあくまでも双方向のコミュニケーションを望んでいるということを指す。
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