2016年1月21日木曜日

佐賀県古湯温泉組内

古湯・熊の川温泉地活性化運営委員会 (観光協会・旅館組合:佐賀県佐賀市)

嘉瀬川ダム建設に伴うバイパス道路の開通で交通量が激減した佐賀市富士町の古湯温泉ににぎわいを取り戻そう


「子どもへのまなざし運動ポスター」の掲示

平成20年佐賀県温泉調査

① 旅館数(古湯旅館組合:組合員 12 館、客室数 159 室
(熊の川旅館組合:組合員 4 館、客室数 30 室) :38 室の中旅館~5 室の小旅館。平均客室数 12 室。10 室以下の旅館が 9 館。 両温泉地は隣接しており、佐賀市の北部に位置する。

② 交通アクセス :山中の温泉。JR駅はない。高速インターより車で 20 分。佐賀駅より車で 30 分。 佐賀市と福岡市は接しており、福岡市から車で 1~1.5 時間。 以前より、福岡市圏からの入込み客が多い。「癒しの山郷の温泉地」の風情がある。

 現在、団体客は激減し、小グループ客中心である。

 ③ 最近の動向 1)「2007 度日本の温泉 100 選」(観光経済新聞社)87 位(初 100 選入り) じゃらん満足度全国 8 位になった。 2)弱みである「ぬる湯」を逆手に「健康に良い」とし、ぬる湯サミットを開催。また、 「ぬる湯検定」も行う。
 3)スパトライアスロン(トライアスロンに温泉ウオーキングを加えたスポーツ。温泉地 の振興策としても注目されている。)を平成 21 年 1 月に開催予定。

 4) 古湯・熊の川温泉は日帰り客、宿泊客とも平成18年度より増加している。これは平成 17年10月の市町村合併により、それまでは商工会を中心とした旅館の活性化から旅館 組合、商工会、佐賀市、地域住民を巻き込んだ温泉地活性化運営委員会が結成されたこと が大きいと思われる。この活性化の特長は単年度ではなく、まず1年目に活性化計画を策 定し、2年目以降に各課題を解決するための勉強会が発足し、旅館組合を中心に「おもて なし」「散策ルートづくり」「町なみ景観づくり」の部会が作られ進むべき方向が明確に なったことが要因である。 更に平成19年2月に古湯地区、熊の川地区それぞれにおいて街づくり協定が締結され、 街なみ環境整備計画が策定されたため、国土交通省から街なみ環境整備事業地区に指定 されている。これにより古湯・熊の川において国庫補助を活用して街なみを一体的に整 備することが可能となったことが挙げられる。 古湯・熊の川温泉は地域住民を巻き込んでの「統一看板の設置」や「七草がゆと温泉 を楽しむ会」などの継続イベント、「古湯温泉朝市」など計画的且つ体系的に取り組んだ ことで、パブリシティーに取り上げられる機会が増え、急速に注目される温泉地のひと つとなっている。

旅館 杉乃家
和室10室、和洋室2室 (宿泊定員 70名

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